我が家の猫、ごまちゃろ(本当は名前は「ごま」で、「ごまちゃろ」はあだ名みたいなもんです(笑))ももうすぐ2歳になります。
少し前に比べるとだいぶ落ち着いてきましたが、まだまだやんちゃで甘えん坊です。
まあ可愛くて仕方ないのですが、今回はたくさんある猫との共生の素晴らしさを紹介したいと思います。

家に帰った時の安心感が得られる
一人暮らしの方などは特に実感していただけると思うのですが、家に帰ったときにすごく安心感があります。
というのも、玄関のドアを開けると、猫がお出迎えしてくれることが多いのです。
仕事で疲れて帰っても、我が家の愛くるしい猫を見ると疲れなんて吹き飛んでしまいます(まあ猫側としてはご飯がもらえるからなど、よこしまな理由でお出迎えしていることが多いのですが・・・(笑))。
ちなみに猫はずっと玄関の前で待っているわけではなく、足音や車の音が聴こえたから玄関に移動しているだけです。
実は猫は人よりもはるかに聴覚が優れており、音域、音程、音の出所などの判別が容易にできるため、飼い主が帰ってきたことにもすぐ気づくのだとか。可愛い顔してすごい能力ですね!
猫には癒し効果があり、気分が改善する
可愛い猫や犬を見ると、癒される〜って言葉を使う人が多いと思うのですが、まさにその通りで、猫や犬を見ることは癒し効果があるとされています。
アメリカの調査では、人間関係に疲れたときや人間社会で挫折を感じたとき、多くの人が犬や猫の写真を見つめただけで気分が改善したという結果が出ており、猫の動画を見た後ではポジティブになることもわかったとされています。
その他、国内の研究では、猫の写真を見たあとは集中力が高まるという結果が出ているそうで、作業の合間等にyou tube等で猫の動画を見ることは非常に理にかなっているということになりますね。
寿命まで伸びる
なんと、猫を飼っていると寿命まで伸びるという研究結果まであります。
これは、実際に統計上の数字としても現れており、アメリカの研究では、猫を飼ったことのある人は一度も飼ったことがない人に比べて心筋梗塞や脳卒中のリスクが約37%低かったそうです。
心臓発作や脳卒中にはストレスが関係していますので、猫がストレスを緩和してくれているということになります。
猫の温かくて柔らかい体を撫でると幸せホルモンと呼ばれるオキトシンが分泌され、精神的にも安定し、それらの効果の結果、寿命が伸びるのだと考えられています。
猫と暮らすとストレスが減って病気のリスクも下がるという、もうまさに至れり尽せり状態ですね。
猫を飼う際に苦労させられること
猫を飼うことで得られる良い効果を上げてきましたが、デメリットというか苦労させられることも当然あります。
いたるところで爪とぎをする
猫は定期的に自身の爪をとぐのですが、この爪とぎをいたるところでしてしまいます。
もちろん爪とぎ器も用意しており利用するのですが、それ以外に普通の壁とかでも爪とぎしてしまいます。おかげで我が家の壁はボロボロ・・・(しかも賃貸です(泣))
爪とぎには、爪を鋭くする以外にマーキングの意味も持っているので爪とぎ器以外でも爪とぎを行ってしまうとのこと。自分の爪痕を残して安心しているのですね。
朝ご飯の要求等で睡眠時間が削られる
朝ご飯の要求で毎朝足でツンツンされます。しかもすごい早い時間に。このおかげで睡眠時間が短くなってしまいました。
なんと、犬や猫の飼い主の半数以上はペットの妨害で睡眠時間を削られた経験があるそうです。
まあ、規則正しい生活を強いられるという意味では、ある意味プラスの効果なのかもしれませんが・・・(笑)
費用がかかる
おもちゃなどの設置費用から、毎日の餌代、予防接種や有事の病院代など、定期的に費用がかかります。
また、当然猫自体を買う場合には10万〜40万くらいの値段で売られていることが多いため、初期費用はどうしてもかかりますね。
とはいえ、猫は長いと20年くらい生きるため、平均すると月1万円もいかない程度にはまずおさまると思います。家族ができて、癒し効果などを得られるなら安いものかなと思います。
まとめ 猫の癒し効果は絶大!
今回の記事をまとめると以下のとおりとなります。
- 家に帰った時に出迎えてもらえて嬉しいし、安心する
- 猫を飼うことで寿命が伸びる効果まで秘めている
- いろんな場所での爪とぎや定期的な費用など、苦労させられる点もあるが、それを補って余りある癒し効果がある
僕はこれまで動物を飼ったことがなく、ごまちゃろが初めてのペットになりました。
最初は不安もいっぱいありましたが、今は本当に一緒に暮らせて幸せです。
あやべえと喧嘩などした時も、ごまちゃろの存在で仲直りできたこともあります。
家族の一員として、これからも共生を楽しみたいな、と思います。

おまけ その他の猫の雑学
今回の記事は、ねこほん 猫のほんねがわかる本(卵山玉子著、2019年、(株)西東社)を参考にして書いています。他にも面白い猫に関する雑学がありましたので、おまけで紹介します。
猫への愛情は飼育期間とともに増える
2年過ぎると急激に増加することがイギリスの調査でわかったとのこと。
最初は気乗りしなくても、どんどん猫の可愛さにハマっていくかも?
猫は人間のことを大きな猫だと思っている
犬は、相手が犬の時と人間の時で遊び方や接し方が異なり、つまり犬は人を自分たちとは異なる存在と認識していることがわかっています。
しかし、猫は相手が猫でも人間でも同じ接し方をします。つまり猫は人間と猫を区別しておらず、人間のことを大きな猫と思っているのだとか・・・高いジャンプもできず、動きもとろいダメな猫と思っているという説もあるとのこと・・・
まさか見下されていたとは・・・(笑)
猫はいっぱい寝るよ
猫の語源は「寝る子」だそう。その名の通り、猫は1日の大半を眠って過ごしていて、なんと1日の半分12時間くらいは眠っているのだとか。
また、起きている12時間の内もぼーっとしていたり、毛づくろいをしていたり、動かない時間があるので、実際に活動するのは7時間くらいだそうです。羨ましい限り・・・(笑)
チャオチュールが好きな理由
あげたことがある人はわかると思うんですが、猫は異常に、本当に異常にチャオチュールというお菓子が好きです。箱から取り出しただけでものすっごい興奮します。
これは、猫が最も好む食感は「トロッとした濃厚な液体」だからだそうです。