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肥満は万病の元!脂質異常症にも注意

ダイエットの目的は、人それぞれだと思います。

痩せて綺麗になりたい恋をしたいバカにしてきた人を見返したい、100人いれば、ダイエットに励む理由も100通りあるでしょう。

しかし、全ての人に共通していることがあります。それは、太っているままでいると健康を害する可能性が非常に高いということです。なので意図せずとも、ダイエットをしている人は病気等のリスクを軽減しているのです。

はっきり言えば、太っていることは、「死」というリスクと隣り合わせの状態なのです。

肥満が招く病気

太っていること(=肥満の状態)は、いわゆる生活習慣病を発症しやすくします。

代表的なものは、糖尿病脂質異常症高血圧などです。

そしてこれらは最終的には動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる重大な疾患につながります

動脈硬化がある程度進んでしまうと、後から脂質の異常等を改善しても傷んだ血管を元の健康な状態に戻すのは極めて困難です。なので、そうなる前に手を打っておかないといけません。

脂質異常症とは

生活習慣病の中で糖尿病や高血圧は割と有名ですが、脂質異常症についてはあまり聞いたことがない方が多いのではないでしょうか。

脂質異常症は血液中のコレステロールと中性脂肪の量が増えすぎたり減りすぎたりして、脂質バランスが崩れた状態をいいます。以前は高脂血症と言われていました(現在も高脂血症はありますが、脂質異常症とは区別されるようになりました)。

脂質異常の人は境界領域も含めると2200万人以上(平成12年厚生労働省循環器基礎調査)いると言われています。国民の総数が約1億1000万人ですので、日本人のおおよそ5分の1の人が脂質異常症ということになります。

しかし、脂質異常を自覚している人は30%程度しかいないと言われており、糖尿病や高血圧に比べて認知度が低いのが危惧されています。

脂質異常症は、血液中の異常部分によって、主に3つのタイプに分けられます。

脂質異常症の3タイプ

  1. 高LDLコレステロール血症・・・LDL(いわゆる悪玉)コレステロールが多すぎる
  2. 低HDLコレステロール血症・・・HDL(いわゆる善玉)コレステロールが少なすぎる
  3. 高中性脂肪血症・・・中性脂肪が多すぎる

いずれのタイプも動脈硬化を促進します。

脂質異常症の原因

LDL(HDL)コレステロール値が高く(低く)なったり、中性脂肪が増えるのは、単純に食べ過ぎなどエネルギーの取りすぎが原因です

特に糖質脂質を食べすぎると、使いきれなかったブドウ糖や中性脂肪が肝臓に増え、それを受けて肝臓でさらに中性脂肪を作ります。そうすると、最終的にLDLが増加します。

そして肥満だとさらに肝臓で作られる中性脂肪が多くなる、という悪循環を招きます。

(ちなみに、肝臓で合成される中性脂肪が多くなりすぎると、処理が追い付かずに肝臓の細胞の中に中性脂肪が蓄積されていきます。これによって肝臓に脂肪がつきすぎたのが「脂肪肝」です。)

勘違いされやすいポイントとしては、コレステロールが多い食べ物を食べ過ぎたからといって、必ずしも血液中のコレステロール値が上がるわけではありません

なぜなら人間の体内にあるコレステロールの7割〜8割は肝臓で作られたもので、食物から取り入れるのは2割〜3割であり、かつ食物の含むコレステロールは2分の1〜3分の1しか吸収されないためです。(ただし、これは正常な人の話で、すでにコレステロール値(LDL)が高い人は、吸収率も高くなるため注意が必要)

その他、脂質異常症は糖尿病との複合(糖尿病患者の20〜50%)、甲状腺の病気、肝臓病や腎臓病から引き起こされる場合もあります。また、喫煙やストレス、マーガリンなどトランス脂肪酸の過剰摂取なども要因となります。

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メタボは非常に危険

最近よく聞くメタボ(メタボリックシンドローム)は、特に危険な状態です。

メタボと聞くとお腹がぽっこり出ている人を想像すると思うのですが、厳密には内臓脂肪が一定以上ついてしまっている人のことを指します。

内臓脂肪とは、本来は溜まることが少ない内臓周りに蓄積した脂肪で、腸の周りや肝臓に脂肪がつくので、見た目にはそれほど太っていないように見える場合もあります。確かにぱっと見痩せているのに、お腹だけぽっこりという人もいますよね!

ここで問題になってくるのは、脂肪細胞が分泌するサイトカインという生理活性物質です。サイトカインには動脈硬化を抑えるように働く善玉サイトカインもあれば、逆に動脈硬化を進めてしまう悪玉サイトカインもあります。

そしてなんと内臓脂肪は悪玉サイトカインを増やし、善玉サイトカインを減らしてしまうという性質があるのです。なので、動脈硬化を促進してしまいます。

また、悪玉サイトカインの一つにインスリンの働きを悪くする物質があります。すると、インスリン抵抗性が高まり、最終的には糖尿病を近づけます。

さらに、インスリン抵抗性は腎臓の働きに影響し、それが原因で高血圧になることもあります。それ以外にも別の悪玉サイトカインが血圧を上げるように働く性質があるので、高血圧も進行します。

そして前述のように脂質異常症の原因にもなります。

ということで、メタボは全ての生活習慣病を引き起こしやすい、最も危険な状態と言えます。

肥満の解消 -食習慣や生活習慣を見直そう-

生活習慣病は、基本的には問題のある食生活や不規則な生活が原因です。これはメタボなど、肥満そのものもそうです。理由がなく太っている人はいません。

なので、肥満の解消及び脂質異常症等の予防には、食習慣や生活習慣を見直すことが基本かつ最も重要なこととなります。まずは、食事の量や栄養バランスを見直しましょう。いきなり食事の質や量を変えられないという人は、せめて夜食や深夜の食事をしないことを心がけましょう(寝る前の3時間以内に飲食をすると中性脂肪値が上がりやすいです)。

そして何より運動が効果的です痩せるためには特に有酸素運動が有効ですが、その他にも有酸素運動で血流が良くなると中性脂肪を分解する酵素の働きが活発になるため、肥満解消だけでなく、中性脂肪の減少・HDLの増加、最終的にLDLの減少にも期待できます

その他では、適度なアルコール(週に1〜2回 ビール大瓶1本、日本酒1号程度)はHDLを増やしますが、飲みすぎると中性脂肪を増やしてしまいますので注意しましょう。また、タバコはHDLを減らし、LDLを増やすことがわかっています。

また実際の経験から、ダイエット方法として僕は糖質制限を推奨しています。

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まとめ 肥満の解消で病気とおさらば!

今回の記事をまとめると、以下のとおりとなります。

  • 肥満は糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病を引き起こし、それらは動脈硬化を経て死に直結する
  • 脂質異常症は血液中の脂質バランスが崩れた状態で、基本的には食べ過ぎなどのエネルギー過多が原因
  • メタボは生活習慣病全ての原因となり、どんどん悪化させるという悪循環をもたらす状態である
  • 基本的には食生活や生活習慣を見直すこと、運動を取り入れることで改善できるため、すぐに取り組もう

見た目や他人からの評価などより、生きていく上で一番大事なのは健康です。

恋をしたり、喜んだり悲しんだりできるのも、全て健康であることのおかげ。

大事なものは失ってから気付くとも言いますが、気付く前に死んでしまったのでは本末転倒です。

肥満は、死を招く。それを意識して、ご自身の身体と一度向き合ってみませんか?

 

かずきち
ちなみに僕は幸か不幸か、糖質制限により中性脂肪値が低すぎて、健康診断でめでたくD判定が出ました(笑)
  • この記事を書いた人

かずきち

太っちょだった中学生時代に同級生からバカにされたことで、ダイエットを決意。 高校生の時だけで15キロほどのダイエットに成功するが、社会人になりリバウンド気味なことと、筋肉系youtuber達への憧れから、現在肉体改造中。

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